【ユースエール認定企業】ユースエール認定制度の基準を満たした数社はチェックしておこう!

皆さんは、ユースエールという言葉を聞いたことがありますか?

おそらく、ほとんどの人が聞いたことがないのではないでしょうか!

これから、そんなユースエールについて知っていただき、

就活生はユースエール認定企業を視野に入れて、

就職活動をした方が良い点についてお話したいと思います。

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ユースエール認定制度とは?

ユースエール認定制度とは、

若者の採用、育成に積極的に取り組み、

若者の雇用管理状況が優良な中小企業を国が認定する制度です。

「ユースエール」とは若者にエールを送る意味です。

つまり、会社が若者を支援するための取り組みを実施している証です。

中小企業とあるように、常時300人以下を雇用している会社について適用されており、

実態が見えにくい中小企業の労働状況が可視化されることになります。

この認定を受けているということは、

言い換えれば、会社に余力があり、若者への想いがあるということです。

そのため、就活生はその認定を受けた企業を知った際は、

是非ポジティブに捉えていただきたいです。

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ユースエール認定基準を満たすとは?

ユースエール認定基準は以下の通り多くありますが、

2017年4月から変更になった点について、お話したいと思います。

 

ユースエール認定基準

若者の採用を行っている。

若者の教育体系が整っている。

若者の離職率が低い。

若者の残業時間が少ない。

有給休暇の取得率が高い。

育児休業が取得できる。

過去1年間に退職勧奨を行っていない。

労基違反がない。

この中で、2017年4月から、

労働時間と離職率と有給休暇について変更になりました。

国としては、この項目を重視して欲しいということです。

まず、労働時間では、

1年間の月平均残業時間が20時間以下

かつ月平均残業時間が60時間以上の正社員がゼロ。

つまり、認定を受けた企業は、

残業が少なく生産性が高いということです。

次に、離職率では、

3年間の若手の離職率が20%以下。

ただし、採用者数が3、4人の場合は、

離職者数が1人以下であること。

つまり、認定を受けた企業は、

若者の定着率が高く、会社として若者を大事にする

文化が形成されているということです。

最後に、有給休暇では、

有給休暇の年平均取得率が70%以上、

又は年平均取得日数が10日以上であること。

つまり、認定を受けた企業は、

年休を取得しやすい環境が整っており、

ワークライフバランスを重視できるということです。

 

上記、認定基準をお話しましたが、

中小企業でこの水準で認定を受けられる企業は凄いことです。

上層部の想いや環境が整備されていて、

非常に良い職場になっていると思います。

ブラック企業で挙げられる企業はほとんど中小企業なため、

中小企業のイメージはあまり良くないですが、

この認定を受けた企業であれば、大丈夫ですので、

是非、偏見を持たずに、受けていただければと思います。

 

ユースエール認定企業を数社は受けよう!

多くの就活生は、

ネームバリューのあるBtoCの会社を選び、就活の選考に挑みがちです。

目に見える会社で事業が分かりやすいので、

そこを目指しがちですが、もっと視野を広げていただきたいと思います。

そのため、私は今回お話したユースエール認定企業は、

数社受けるよう推奨させていただきます。

認定企業の探し方は、各都道府県の労働局のHPに掲載されていますので、

皆さんの居住地にあわせて、探していただければと思います。

また、大手企業しか受けず、手持ち企業が無くなってしまった人も、

ユースエール企業を知っている人は少ないため、

至急対応ができれば、選考に間に合うと思います。

是非、参考にしていただき、数社受けるようにしてください!

 

まとめ

ユースエール認定企業は国の認めた優良企業です。

中小企業だからといって、毛嫌いせず、

会社環境は良好ですので、是非受けていただければと思います。

また、ユースエールだけでなく、

国は様々な認定を会社に行っています。

例えば、くるみんマークなどが代表的なものです。

そういった情報を活用しつつ、

自分だけの会社を探していただければと思います。

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