2021年卒向け以降インターンシップはどうなる?内容と期間はいつから?

経団連が「就活ルール廃止」を表明しましたが、

皆さんは、今後どうなるか戸惑っていませんか?

勿論、人事も大変困っているのが現状です。

2020年卒向けのインターンの企画、

各種コンテンツ作りをしていますが、

今後どんな要求がされるか、

日々、情報のアンテナを張っています。

さて、これから、今後のトレンドを汲み取った、

2021年卒向け以降インターンシップはどうなるか?

内容や期間はいつから?

になるか、解説していきたいと思います。

この記事で分かること

・対象学年は絞らなくなる

・1dayインターンが会社説明会と位置づけとなる。

・1週間以上の中・長期インターンが増加する。

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就活ルール廃止の影響

就活ルール廃止は潮流としては当然と言えます。

経団連に所属しているかどうかで、

就活スタートが異なり、インターン、

〇〇面談という目的で実質的に早期選考が、

かなり加速していたからです。

大企業のように集客力があれば別ですが、

中・小企業にとっては

守ったもの負け

というのが現状でした。

今回、就活ルールが廃止された影響は、

①就活の早期化に伴う学業との両立、

②通年採用へのシフトに伴う機会の創出

となります。

詳しくは後述で解説します。

就活早期化に伴う学業との両立

就活の早期化は必ず進んでいきます。

現状の広報期間では知名度の低い企業は

アピール不足だったからです。

企業は何かしらの接点を見つけ、

早い段階からアプローチを始めます。

知ってもらう機会を増やすためです。

具体的には、インターン、面談、

企業見学、展示会の招待など、

あらゆる名目で入学時点から

声がかかることになるでしょう。

それに伴い学生は就活への

早期介入をせざるを得なくなります。

なぜなら、就活は情報戦であり、

知っているかどうかで勝敗が決まる

と言っても過言でないからです。

インターン参加者優遇などが

往々にして起こるからです。

そのため、学業に専念しなくてはいけない期間に、

就活の選考に参加しなくてはいけなくなります。

この課題は今後学生を苦しめることになります。

勿論、優秀な学生は1年で内定を決め、

研究に没頭するということはあると思いますが。

通年採用シフトに伴う機会創出

通年採用又は入社月を10月にも

設定する企業が増えるでしょう。

今まで就活時期の兼ね合いで、

留学などを渋っていた学生が

海外留学できる機会が増えます。

また、入社月が増えることで、

短期決戦の選考でなくなるため、

企業選定の機会、雇用の機会が増えます。

早期化のデメリットはあるものの、

個人を尊重して選考に挑めることは、

学生にとってはメリットになるでしょう。

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2021年卒向け以降のインターンシップ

未だに具体的な指針は出ていませんが、

企業への要求予測は以下が考えられます。

それに応じて、

いつからインターンが始まるか、

インターンの期間はどうなるか、

インターンの内容はどうなるか、

を解説していきます。

企業への要求

①長期インターンシップの強化

②産学連携の強化

長期インターンシップの強化

1dayインターンが会社説明会の位置づけ

となったため、

より深い職業体験が求められるでしょう。

最低でも1週間~で、

部門に入って何か作業を行うことで、

職業理解を目的に実施されると思われます。

企業担当者にとっては、

かなりの負担になることは間違いなく、

早期化と合わせますと、

かなりしんどい対応が必要になると思います。

産学連携の強化

共同研究、共同開発など、

産学連携を加速させ、

就活選考としてではない機会で、

企業理解を深めるよう求められると思います。

学生の早期段階から、

選考を意識させた就活は

学生にも企業にも負担になることが

予想されるからです。

就活の緩和とは言い切れませんが、

純粋な学問と研究での連携が求められるでしょう。

インターンはいつから?

2021年卒インターンは例年通り、

夏(7月~9月)、

冬(12月~2月)

と開催されることが主流になるでしょう。

ただし、対象が2021年卒だけではなく、

2023年卒迄を網羅する可能性がありますので、

インターンの選考が行われた場合、

ある程度のスペックが無いと

足切りにあう可能性はあるでしょう。

インターンの期間は?

2021年卒インターンは例年通り、

1dayインターンが主流で進むと思われます。

ただし、夏は中・長期型インターン、

冬は1dayインターン等、

インターンの棲み分けが実施される可能性もあります。

いずれにしても、

志望企業のインターンに参加することをおすすめします。

インターンの内容は?

インターン期間の長期化に伴い、

より部門内で職業体験する機会が増えるでしょう。

具体的には、

プログラミング体験やGW、

理系の場合は実務作業等にも、

内容が変更になるかもしれません。

そのため、賃金が発生することなど、

手続きは煩雑化することは予想されます。

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学生は今後どう対応するべき?

2021年卒の方々については、

特段大きな変更は無いと思いますので、

志望企業のインターンシップには参加して、

企業理解に努めることが大切でしょう。

また、情報戦であることは変わりませんので、

選考に影響するインターンの情報は、

友人や先輩から仕入れておきましょう。

因みに、現職ではインターン参加者に限り、

書類選考はパスとして、面接確約としています。

2022年卒以降の方々については、

未だ急いで動く必要は無いと思いますが、

インターンに参加するよりは、

留学など行けるのであれば、

海外経験を積んでおくことをしましょう。

勿論、インターンで就活を意識することは大切ですが、

最終的に選ばれる人間は、

語学力とロジック、熱意がある方になるからです。

就活マシーンはやはり最後躓きますので、

注意しましょう。

まとめ

2021年卒向けインターンシップは、

例年通り実施されることになるでしょう。

そのため、志望企業には必ず参加できるよう

スケジュール調整はしておくと良いでしょう。

現在もですが、

インターンが就活で重視される傾向があります。

選考の意味だけでなく、

企業と学生の接点を得るという意味です。

是非、インターンを足掛かりに、

後悔の少ない就活ができるように頑張ってください。

 

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