面接の最後に聞かれる
「最後に何か言いたいことはありますか?」という質問!
特別に言いたいことは無いと思うかもしれませんが、
面接官に対して、何かしら回答をする必要はあります。
これから、この質問の意図と、意図を汲んだ回答、
回答で注意すべきことをご説明したいと思います。
「最後に何か言いたいことはありますか?」の意図!
何故、「最後に何か言いたいことはありますか?」
と、面接官は質問されると思いますか?
勿論、社交辞令で質問されている場合もありますが、
聞くことを聞いて、終わりになりますと締めても何の問題はないはずです。
しかし、
そこで何か言いたいことを求めるということは、何かしらの意図があります!
企業によりますが、その意図とは、
「あなたのことをもっと教えてください!」
「どうせ落とすが、言いたいことは吐き出させてあげよう!」
の2種類に分かれます。
「あなたのことをもっと教えてください!」の場合、
皆さんは興味を持たれているためポジティブな結果につながります。
逆に、「言いたいことを吐き出させてあげよう!」の場合、
皆さんの発言は流されて、どんなに頑張っても報われる可能性は低いです。
多くの面接を繰り返していると、
この違いを肌身で感じることができますが、
経験値が低い人は違いが分からないと思います。
そのため、面接官がいずれの意図だとしても、
「あなたのことをもっと教えてください!」と、
面接官は思っているとして、回答をするようにしましょう!
意図を汲んだ回答!
先程もお話しましたが、面接官の意図は、
「あなたのことをもっと教えてください!」
「どうせ落とすが、言いたいことは吐き出させてあげよう!」です。
仮に、落とす前提の意図だとしても、
どうせ落ちるのなら、もがいてやりましょう!
いずれの意図だとしても、
「あなたのことをもっと教えてください!」だと捉えましょう!
それを前提として、皆さんには、
以下について回答していただきたいです。
面接中に上手く答えられなかった質問に対して、
別のエピソードからアプローチして答える!
具体例
面接官:ボランティア経験で何を学び身につけましたか?
あなた:ボランティア経験を通じて忍耐力が身に付きました。
ボランティア経験では、様々なバックグラウンドの方と
コミュニケーションをとらないといけないため、
忍耐強く人と向き合わないといけなかったからです。
⇒違和のある、質問に対してクリアな答えができなかった。
面接官:以上で、最後になりますが、何か言いたいことはありますか?
あなた:先程、ボランティア経験で忍耐力が身に付きましたとお話しましたが、
私の忍耐力は剣道を通じて身に付いていったものになります。
剣道では、毎日辛い稽古を強いられましたが、
試合で勝つために、必死にくらいついていきました。
その日々の積み重ねが、忍耐力という私の強みになり、
ボランティア経験のみならず、様々な機会で発揮されます。
私は御社でそんな粘り強く仕事をしていきますので、
どうぞ今後ともよろしくお願いします。以上です。ありがとうございました!
回答で注意すべきこと!
この回答で注意していただきたいのが、
「時間」です!
最後の一言が、ダラダラ長いと嫌われます。
あくまで、最後に何か一言ありますか?という、
一言感覚で捉えるように注意してください!
面接時間は決められていますので、
面接官はその時間を一番重視しています。
ダラダラ話してしまい時間を超過した時点で、
落とされることは確実ですので、頭の片隅に入れておいてください!
また、あなたの一言が気になるのであれば、
必ず面接官は質問を重ねてきます。
その際は、興味を持たれているということですので、
ポジティブに捉え、簡潔に質問に答えていきましょう!
「初手は簡潔に、膨らまされたら丁寧に」を心掛けるようにしましょう!
まとめ
「最後に何か言いたいことはありますか?」
に対しては、必ず何か答えるようにしましょう!
そこで、「何もないです」で終えてしまうのは、
あなたが企業に興味を持っていないと
みなされてしまう可能性があります。
また、答える際は、
面接中に上手く答えられなかった質問に対して、
別のエピソードからアプローチして答える!
が賢者の答え方です!
先程の失敗を客観的に捉えられていて、
その場でリカバリーができる人間と捉えられ、
それだけで高評価につながるでしょう!
是非、最後の一言は面接の延長戦だと捉え、
最後まで気を抜かずに回答するように頑張ってください!
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