面接で「他社の選考状況を教えてください」など、
あなたの現状を聞かれた際、本当に答えていいか迷いますよね!
他社の選考が上手く進まず、内定がない状況だと、
余計にどう対応していいか悩んでしまうと思います。
これから、そもそもの「この質問の意図」と、
「この質問に答えるための対策」、「回答例」をご紹介します。
目次
他社の選考状況を聞く意図とは?
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何故、企業は他社の選考状況を知りたいと思いますか?
皆さんも一度考えてみてください!
自社に面接に来る人だけを見極めれば、
他社の選考状況なんて意味がないと思いますよね?
しかし、企業には以下のような3点の思惑があるため、
あなたの他社の選考状況を知りたいと考えるのです。
他社の選考状況を純粋に知りたい!
企業の採用担当は他社のスケジュールや
他社の内定者数などをタイムリーに確認できていません。
他社が先手で内定をだしているなら、
自社はそれなりの対応をとらなくてはなりません。
同一業界を幅広く受ける傾向が就活生にはありますので、
この質問をすることで、他社のスケジュール感や
内定のタイミングなどを確認することができます。
適当な嘘をつく学生もいると思いますが、
同じ質問を続ければ誰が嘘をついているか分かりますので、
そういったセンサーとしても有効な質問になっています。
他社も欲しがる人材か知りたい!
新人、就活生のレベルに大した差はありません。
そのため、他社が欲しがる学生であれば、
何かしらの決定打を持っている可能性が高いです。
わざわざ自分達で長い選考を通じて見極める労力も多少軽減できます。
そのため、内定数は重要な要素です。
内定数と内定をもらっている企業をすることは、
企業にとって大変効率的に採用活動を進める手段となります。
欲しい人材であれば囲い込みたい!
他社の選考状況を確認して、企業は、
欲しい人材であれば先に内定をだしたいと考えています。
優秀な人材を囲い込み逃がさないようにするため、
内定者懇親会などの次のステップに早く切り替えたいのです。
先に内定をだした企業であれば、学生も愛着がわきますし、
そういった心理的な一面も考慮して一番になりたいのです。
そのため、企業は選考状況を有益な情報源として活用したいと考えています。
この質問に答えるための対策とは?
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他社の選考状況を聞かれた際の対策として、
「事前に競合他社と関連会社の選考状況を調べておく!」
ことを私はおすすめします。
第一志望が電気メーカーのA社だとしたら、
競合他社のB社からZ社まで、全てにエントリーをして、
スケジュールを控えておくことが大切です。
上記のように、受けるか受けないかは別として、
エントリーすることで選考には進んでいることになります。
下手な嘘をつくことなく自信を持って回答できるようになります!
業種がバラバラな場合は、かなりの労力がかかりますが、
この質問をされるということは、企業は獲得に前向きな状況ですので、
是非、取り組んでいただければと思います。
「他社の選考状況」への回答例!
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他社の選考状況を回答する際は、
できるだけ具体的に答えることを意識しましょう!
〇〇の選考状況は、
「筆記、1次面接、2次面接、最終面接」段階です。
次の選考は「明日、明後日、〇日」を予定しています。
上記のように答えることで、信憑性がでます。
この内容は良いようによってはいくらでも嘘をつけます。
そんな中、具体的な内容で語れることは、
面接官にもポジティブに捉えられます。
是非、このような答え方をするようにしてください!
まとめ
他社の選考状況は企業が知りたい情報です。
是非、具体的に答えるようにしましょう!
また、落ちた企業、辞退した企業、内定がない等の場合に陥らないよう、
できるだけ関連企業を含めた多くの会社にエントリーすることで、
嘘のない状態を保つように努力しましょう!
この質問を、最終面接で聞かれたら、内定をいただける可能性が高いです。
是非、最終面接の最終関門と位置づけ、取り組むように頑張ってください!
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