面接で「自己PRを1分でお願いします」と伺われる機会は多いです。
特に、人数が多い集団面接では、
1分で自己PRを求められることになるでしょう。
これから、
面接の1分間自己PRについて解説していきます。
突然の時間指定で驚かないよう事前対策をしていきましょう!
目次
1分間自己PRで人事は何を見る?
1分間自己PRを考える前に、
先ずは、自己PRで見られるポイントを解説します。
その後、1分間で人事が見る内容を解説していきます。
自己PRのポイント!
自己PRは企業視点で考える必要があります。
あなたが採用担当なら、
どんな人間を採用するかという視点は必ず持ちましょう。
あなたが企業でどのように活躍できるかを確認したいと考えます。
過去の経験に再現性があり、入社後も能力を発揮できるかを見極めます。
また、あなたが働いているイメージを持てるかも見ています。
会社にはカラーや文化が存在しますので、
数値では判断しにくい要素も見られることになります。
つまり、企業にあなたが何をもたらせるかということを
企業は確認したいと思っています。
新卒採用はポテンシャル採用です。
就業経験のない労働者を面接だけで判断するという、
言わば、博打のようなものです。
そのため、面接官も継続的に成長できそうか、
成長意欲が高いかという視点で見ます。
ポテンシャルの高さは、
論理的な思考能力、エピソードから何を学べているかが、
重要な要素として見られます。
つまり、
企業は今後成長できる人材かを確認したいと思っています。
1分間自己PRで人事に見られるポイント!
1分間自己PRで見られるポイントは、
「伝えたい内容が纏まっているか?」です。
デリバラブル意識は必ず持つようにしましょう。
回答時間が指定されたということは、
必ず時間内に答える必要があります。
会社では、プレゼンやエレベータースピーチなど、
時間を指定され、何かを伝えないといけない機会はたくさんあります。
今後、そのような対応ができるかどうかを、
1分間自己PRでは見極められることになります。
伝えるということは最も難しいテーマです。
しかし、就活では一番求められる内容です。
伝えたいことが、
面接官に響かない限り何の意味もありません。
特に、アピールポイントを流れとして、
イメージさせることが重要になります。
具体的には、
○○という要素が伝わるだけでは弱いです。
○○という要素を○○の経験で学び身につけてきた
という内容まで理解してもらう必要があるということです。
府落ちさせるためには、
イメージをいかに持ってもらうかが大切ですので、
対策をしっかり練っていきましょう。
1分間自己PRのポイント!
自己PRのポイントは以下2点です。
伝わりやすくなるポイントですので、
是非、参考にしてください。
アピールポイントは2点に絞る!
アピールポイントが多いと面接官は覚えられません。
そして、各要素が薄まってしまい、
結局何が伝えたいか分からなくなります。
また、アピールポイントが1点だと少ないです。
仮にそのアピールポイントがつまらない場合、
深堀されることなく終わる危険があります。
そのため、アピールポイントは2点に絞るようにしましょう。
しかし、ここで注意するのが、
私のPRポイントは○○と○○とするのではなく、
○○に○○をできることです。
と一つの要素として伝えることです。
○○と○○ですと、
それぞれ場合分けをして説明するには1分が短すぎるからです。
エピソードは短くても必ず入れる!
上述と関連しますが、
エピソードはイメージを与えるためには必要です。
エピソードなしでは響きませんので注意しましょう。
また、エピソードについては1つ入れれば十分です。
アピール要素毎にエピソードは入れないようにしましょう。
1つの経験から、○○な○○な要素を学び身につけたという、
自己PRをするようにしましょう。
1分間自己PRの注意点!
自己PRの注意点は以下です。
話し言葉に気を付ける!
若者言葉が抜けないと、社会人では通用しません。
言葉の選び方含め言葉の感度は高める必要があります。
正しく伝え、学生に見られないような、
敬語を話すようにしましょう。
仮に、100%の敬語が話せなくても、
頑張って敬語を話そうとしていると評価されますので、
苦手でもチャレンジしてください。
自己紹介との違いに気を付ける!
自己紹介と自己PRは違います。
自己紹介はあなたの概要説明です。
○○大学の○○です。専攻は~で、
というような基本情報を説明することです。
それに対し、
自己PRはあなたをアピールする必要があります。
基本情報を説明して終わりではありません。
自分の強みをPRする必要がありますので、
その部分については注意してください。
1分間自己PR対策!
1分間自己PR対策は、
以下の2ステップで対策しましょう。
①自己PRの文章化!
先ずは、自己PRは文章で纏めるようにしましょう。
文章で纏めることで、伝えたいことが言えているかを確認できます。
その際、文字数は300文字程度が良いでしょう。
面接で早口になってしまうことを考えると、
最長350文字程度くらいであればカバーできると思います。
②録音して練習!
実際の面接では1分間が測定されることはありません。
大体の時間で進んでいくことになりますが、
自己PRの内容を口に落ち着けておく必要があります。
文章化した文章を読むのではなく、
自分の言葉で要素を説明する練習を必ずしましょう。
録音して聞いてみると、
多くの自分のダメなところに気づきます。
そこの対策を必ず行うことは忘れないようにしましょう。
1分間自己PRの例!
私は、困難な状況でも要領よく楽しめることができます。サークル活動では同時に4つのPJを並行して進めました。並行してPJに取り組んでいると、複数の課題を同時に進めていくことの限界を徐々に感じることになりました。私は全てリーダーで取り組んでいたためパンク寸前でしたので、意識的に4つの内2つはリーダー役、残り2つはフォロワー役になることで周りとの協働を行いました。その結果、チームの力を借りてですが、負荷も軽減でき、PJもスピーディーに進めることができました。この経験から、複数の課題を同時に行い完遂する課題遂行能力、分業の大切さを学び身につけてきました。貴社では複数の仕事を同時に行う機会はあると思いますの、この経験を活かして働きたいと考えております。
まとめ
面接の1分間自己PRは難しいですが、
あなたらしさを表現する絶好の機会です。
自分だけの強みを見つけ、積極的にPRしましょう。
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