希望職種を聞かれ、答えたにも関わらず、
面接で、希望職種と違う職種に
変更した方が良いと提案されることがあります。
学生からすると、
「希望する仕事ができないので最悪だ」
「何で希望職種を聞くんだよ」と、
マイナスに捉えがちですが、
実は、この質問をされるということは、
内定に限りなく近いと言えます!
これから、この「質問の意図」と、
「職種変更提案への対応」、「就活での職種選び」
について、ご説明したいと思います。
目次
企業が職種の変更を提案する理由は?
皆さんは、何故、企業が職種の変更提案をすると思いますか?
わざわざ聞かなくても、皆さんの希望職種と
企業が任せたい仕事に相違があるなら、
採用をしなければいいだけのことです。
しかし、この質問をされるということは、
大前提として、
どこかであなたを活かそうと考えている!
ということになります。
具体的には、以下2点の意図が隠されています。
そもそも適性がないと思われている!
希望職種に適性はないが、
他の職種でなら活用できそうなので、
そちらで引き受けてくれないか打診しているということです。
職種にこだわらず、その会社に入社することがゴールの方は、
その提案に対して、受け入れるのも悪くないと思います。
今後、ジョブローテーションがあることを覚悟してもらいたい!
希望職種に配属する予定でも、
他の職種のことをどう考えているか聞きたい時に、
この質問をする場合があります。
一つの職種で働き続けることは、日本の企業では難しいです。
必ず定期異動やジョブローテーションが待ち構えます。
そういった時に、違う職種はやりたくないから辞めるとならないように、
事前にジョブローテーションで職種が変わることを覚悟してもらいたいのです。
職種変更の提案を受け入れるべきか?
職種変更の提案を受け入れるかは、
ご自身のキャリアプランによると思います。
大企業に、入社することが目的の場合は、
職種変更について受け入れ、内定を確保すれば良いですし、
職種にこだわりがある方は、
職種変更については許容できますが、
初期配属は希望職種を優先していただきたいと、
お話するしかありません。
いずれにしても、皆さんが何を重視するかによります。
私の場合ですが、
就活の初期段階では、前者の企業に入ることがゴールでした。
営業を経験して、その後に人事になれればいいと思っていました。
しかし、人事をやりたいのに営業をはさむ必要はあるのかと自問自答し、
やはり最初の配属から職種にこだわろうという覚悟を決めました。
そして、職種別採用で企業を選択し、人事をさせていただいております。
就活時点での職種選び!
就活時点にヒアリングされた希望職種へ、
入社配属の際に、配置されるかは、運次第といえます。
つまり、就活時点で、職種は決まらないことが多いということです!
事前に行ったパーソナリティー診断や、面接で感じた適性などを考慮して、
他の内定者とのバランスをとりながら、最終的に職種は決まります。
そのため、本当に職種にこだわった就活がしたいのであれば、
職種別採用を行っている企業を受けること、それが厳しい場合は、
面接から希望を優先するよう交渉していくことが大切です。
また、特に職種選びにこだわりがない人でも、
職種一覧などで、どんな仕事があるかは事前に調べておいて、
こういった仕事をやる可能性があると覚悟だけはしておいた方が良いです!
まとめ
面接で職種変更の提案があった場合は、
内定に限りなく近いということです。
皆さんのキャリアプラン次第になりますが、
是非、チャンスと捉えて回答していただければと思います。
就職先が決まらないことが一番悲しいので、
職種にこだわる場合でも、最悪は妥協が必要になるかもしれません!
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