エントリーシート、履歴書を作成したが、
企業にどのように送れば良いか悩む方は多いと思います。
マナーは守れているか、失礼は無いか、
送付する際にはいろいろ考えてしまうでしょう。
これから、エントリーシートの郵送方法について、
封筒選び、宛名の書き方、送付方法含めた
全ての流れをご紹介します。
・エントリーシートの送付方法の流れ
(封筒選び、宛名の書き方、書類の入れ方、送付の仕方!)
・エントリーシートを手渡しする際の用意
(使わなくても、封筒は必ず用意しておくこと!)
目次
事前準備する物!
応募書類を送付するに当たり、
以下の物を用意してください。
・送付物(エントリーシート、履歴書)
・封筒(角形2号、通称角2)
・切手(120~140円分)
・クリアファイル(透明A4サイズ)
・送付状(添え状)
・ボールペン(太め)
郵送方法の流れ!
応募書類を送付する流れは以下となります。
全体像を把握してスムーズに準備をしていきましょう。
①エントリーシート、履歴書を仕上げる。
②送付に必要な物を用意する。
③送付状(添え状)を作成する。
④封筒に宛先を書く。
⑤封筒に応募書類を入れる。
⑥提出期限の1週間前迄に投函する。
封筒の選び方(サイズ、色)!
封筒選びのポイントはサイズと色になります。
学校指定の封筒があれば、
そちらを優先していただいた方が良いですが、
指定封筒が無い場合は以下を参考にしてください。
封筒のサイズ 角形2号
履歴書とESのサイズはA4サイズが多いです。
折り曲げず送付できるサイズが角形2号となりますので、
このサイズの封筒を選びましょう。
封筒の色 白
茶色の茶封筒も存在しますが、
無難な色はやはり白となります。
特別な事情がない限りは、白の封筒を選びましょう。
切手の選び方(値段と柄)!
角2封筒と応募書類で、
100グラム以内となると思いますので、
「切手は140円分/1通」用意しましょう。
また、切手の柄については、
アニメのキャラクターなどの奇抜なものは避け、
郵便局などで買える一般的なものを使いましょう。
就活生は印象を残すために目立つ必要があると言われますが、
切手の柄で目立つことをするよりは、
エントリーシートの内容を充実させることを優先してください。
ペンの選び方(色、太さ)!
封筒に宛名を書く際のペンについては、
油性ペンを推薦する方もいますが、
書きにくいので、ボールペンで大丈夫です。
ただし、色については「黒」、
太さについては「太め」、
を選ぶようにしましょう。
文字は大きく書けば読めますので、
ペンについてはそこまで気にする必要はありません。
封筒の書き方!
封筒の宛名の書き方について紹介します。
ポイントは綺麗な字で、間違いなく書くことになります。
縦書きのサンプル!
横書きのサンプル!
①郵便番号と住所を書く。
郵便番号、住所間違いは絶対に避けましょう。
送付前に必ず住所を確認しましょう。
②会社名、部署を書く。
(株)表記などに省略せず、
正式名称を正しく書くようにしましよう。
特に、部署名を間違えるのは、
失礼ですので気を付けてください。
③切手を貼る。
切手の過不足は先方に対して失礼です。
おそらく、140円分となりますので、
丁度用意できるよう郵便局で対応しましょう。
④何が入っているか書きましょう。
封筒の中身が何であるかを記載しましょう。
応募書類在中、エントリーシート在中など、
先方が振り分けやすくなります。
⑤送付人を書きましょう。
どこの誰から送付されたかを書きましょう。
必ず大学名含めたあなたの住所を書きましょう。
数字はどう書く?
縦書きの場合は漢数字を推奨されますが、
全体を通じて共通化されていれば、
算用数字でも大丈夫です。
数字の表記で落ちることはありませんので、
自分が綺麗に書ける文字で記載しましょう。
「様」と「御中」の違いは?
宛先が個人であれば「様」、
宛先が企業、部署であれば「御中」となります。
サンプルではご担当者としており、
個人を特定できていないため
「御中」と思いますが、「様」で大丈夫です。
応募書類の封筒への入れ方!
封筒に書類を入れる向きは、
社会人マナーで教わった内容は、
取り出した際に正面が見えるようにと習いました。
しかし、封筒をカッターで切って、
表面から取り出す人もいれば、
裏面から取り出す人もいますので、
エントリーシート等の応募書類の入れ方は、
封筒の表面が表になるように以下のように入れてください。
その後、糊付けをして封をしましょう。
エントリーシートの提出方法!
エントリーシートの提出方法は
一般的に「郵送」か「手渡し」となります。
それぞれのケースについて紹介します。
エントリーシートを郵送する場合
郵送の場合は、速達、簡易書留などの
郵送方法がありますが、通常郵便で大丈夫です。
また、速達郵便だとギリギリな感じが伝わりますので、
できるだけ避けた方が良いでしょう。
提出は期限1週間前には必着できように、
届くのに必要な日数、締め切り日付を確認しましょう。
この1週間という時間は誤送によるバッファーとなります。
どんなに遠くても、2日あれば日本中であれば届きます。
仮に郵送が上手くいかなくても1週間あれば挽回できますので、
スケジュール管理は徹底して行うようにしましょう。
エントリーシートを手渡しする場合
エントリーシートを手渡しする場合にも、
封筒は必ず用意しておきましょう。
企業によっては、
封筒も合わせて受け取ることがあるからです。
また、応募書類を手渡しする際は、
不躾に渡すのではなく、一言挨拶をして渡しましょう。
例えば、
エントリーシートをお渡します。
よろしくお願いします。
と、伝えると好印象に捉えられます。
まとめ
エントリーシートの送付方法が、
直接的な基因で落ちることはありません。
しかし、社会人としてのマナーが不十分だと、
印象が悪くなってしまいます。
基本、応募書類の開封などは末端の人事が行うため、
人事権を持った方への影響はありませんが、
当たり前のことを当たり前に行うことは大切ですので、
是非、取り組んでいただければと思います。
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