就職フェアは各地で開催されますが、
どの就職フェアに参加するのが良いか、
参加する際の注意点は何か、皆さん、戸惑うと思います。
これから、
「目的別の就職フェアの選び方」、
「就職フェアの参加準備」について、
ご紹介させていただきます。
目次
就職フェアの分類!
就職フェアには、種類があります。
大枠は、主催毎に、4分類です。
「学内主催フェア」、「企業主催フェア」
「地域主催フェア」、「個人主催フェア」です。
以下、フェアで提供されるサービスをご紹介します。
学内主催フェア
在籍大学主催の就職フェアです。
大学側のオファー、又は企業側の売り込みで、
大学に企業が来訪して、説明会を行う
「企業来訪型」と、
就職活動のスキルやノウハウを教える
「キャリカウンセリング型」があります。
企業来訪では、大学の性質、
レベルによって、参加企業は異なり、
レベルの高い大学に大企業が集中します。
企業主催フェア
企業が採用活動の一環で行う就職フェアです。
学生に企業を知ってもらい、
人材を獲得することが目的です。
学生に企業訪問してもらう
「会社説明会」では、
会社のビジョン、事業などが説明されます。
複数企業が集まり、同じ大きなハコで会社説明会を行う
「合同会社説明会」も同様です。
また、実際に企業訓練として、
会社を知ってもらう「インターンシップ」、
大学の先輩と交流する「OB、OG訪問」も、
企業主催フェアの一種です。
地域主催フェア
UターンやIターンを狙う学生向けに、
地域主催で行われる就職フェアです。
中小企業や町工場などの、
人材獲得に悪戦苦闘している企業を助けるために、
ハローワークや商工会が企業斡旋等を行っています。
個人主催フェア
個人ビジネスとして、
就職支援を行うサービスです。
ビジネススキルや、面接訓練、
ESの書き方などのノウハウを知ることができます。
怪しいものも多いので、
自分で見極める必要があります。
就職フェアの目的別選び方!
就職フェアを選ぶ際に最も重要なことは、
参加する「目的」を明らかにすることです。
闇雲に、多くのセミナーに参加すれば、
比例して内定がもらえる訳ではありません。
先ずは、現状を見つめて、
取捨選択するようにしましょう!
以下、目的別に有効な就職フェアをご紹介します。
企業を知る目的!
大学受験のように、自分の偏差値を見て、
行ける大学を選択していく手法は、
就活においては全く役に立ちません。
どんなに優秀な学生でも、
企業との相性が悪いことや、運などの要素で、
内定をもらえない可能性はあります。
そのため、皆さんは、
BtoCの誰もが知っている企業だけでなく、
BtoBの優良企業や、ベンチャー企業など、
多くの企業を知って、
企業数をストックしていく必要があります。
そのために、有効なセミナーは、
「学内主催就職フェア」と「合同説明会」です。
いずれも、自分の知らない企業を知るための、
重要な機会となります。
参加する際の注意点として、
学内主催セミナー、合同説明会では、
知っている企業へは行かず、
「聞いたことはないけど、気になる」
という企業を漁っていくことです。
特に、マイナビ、リクナビ主催のイベントは、
優良企業に出会えるチャンスなので、
是非、利用していただきたいです。
そして、有名企業は、後々、
個別の会社説明会に参加すれば良いので、
先ずは、企業数を増やしていくことを目的に、
就職フェアを有効活用しましょう!
行きたい企業を知る目的!
選考に進んでいくに当たり、
企業研究は重要になっていきます。
企業研究の助けになるのが、
「会社説明会」、「インターン」、「OB訪問」です。
内定が本当に欲しい企業であれば、
必ず会社説明会には参加しましょう。
事業内容だけでなく、会社の雰囲気や、
会社の人を知ることができるからです。
また、インターンやOB訪問は、
チャレンジするようにしましょう!
コネクションがない場合や、
選考に落ちて参加できない場合もありますが、
行けたらラッキーという感覚で、受けることはしましょう!
参加する際の注意点は、
会社説明会には必ず参加して、
実際に自分が働いているイメージを
持つようにすることです。
このイメージが具体的に持てると、
案外すぐに内定はいただけるものです!
地域主催、個人就職フェアの活用は?
私個人の意見としては、
地域主催就職フェアは、
内定がどこからも貰えなかったら、
最終手段として活用することをおすすめします。
おそらく、地域主催就職フェアは、
門が広く、長く用意されています。
全てがダメだった段階でも、
門は開かれていますので、
先ずは、王道で戦っていただきたいです。
また、個人主催フェアですが、
こちらは参加する必要はないと思います。
特に、お金を払ってまで行く必要はありません。
個人主催フェアで得られることは、
大抵ネットに書いてあります。
面接対策は、誰かにお願いすることをおすすめしますが、
学内キャリアカウンセラー等で、充分足りると思います!
就職フェアへの参加準備!
就職フェアに参加する学生は、
大抵、受け身の姿勢です。
それは、大きな間違いです!
事前準備があるかないかで、
セミナーの価値が変わってきますので、
必ず下調べは行うようにしましょう!
以下で、下準備をご紹介します。
自己分析のすすめ!
セミナーに参加する前に、
必ず自分は何者なのかを理解しておきましょう!
セミナーでは、多くの情報が入り混んできます。
人間は、影響されやすい生き物なので、
先ずは、自分の想いが何なのかを固めておくようにしましょう!
自己分析の仕方は、以下参考にしてください。
参加する際の服装と髪型は?
セミナーに参加する際の服装と髪型ですが、
無難なのは、「スーツ」「短め」です。
私服可と言われても、基本はスーツで、
ビジネスカジュアルと言われたら、
男性であれば、スラックス又はチノパンに、
無地のTシャツと、無地のカラーシャツなどがおすすめです。
女性であれば、スカートは避け、パンツに、
ブラウス、軽めのジャケットなどがおすすめです。
髪型は、奇抜でなければ大丈夫でしょう!
基本、相手に不快感や違和感を与えなければ問題ありません。
参加する際のマナーは?
最低限のマナーについてお話します。
マナーについては、
「挨拶」、
「貴重な時間を割いているという意識」です。
出会う方へは、
「こんにちは、よろしくお願いします。」
「ありがとうございます。」
をしっかり伝えるようにしましょう!
また、貴重な時間を割いているという意識ですが、
社会人の忙しい時間を使って採用は行われていますので、
対応が無礼だと失礼です。
失礼のないよう、
何か聞かれた際のリアクションは、
しっかりとれるようにしておきましょう!
参加する際の持ち物は?
最低限持っていくべき物について、ご紹介します。
□筆記用具
□ノート、メモ用紙
□スケジュール帳
□ライティングボード(机がない場合に有効)
□クリアファイル(書類の整理、ES保管)
まとめ
どの就活フェアに参加するか、
取捨選択することは大切です。
社会人になると主体性が求められます。
いつまでも、学生の気持ちでいるのではなく、
社会人ならどう考えるかという意識を
持つように心がけてください!
そんな小さな意識の差が、
就活の内定に効いてくることになります。
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