年始の準備状況で、
「就活がスムーズにいくかどうか決まる」
と言っても、過言ではありません!
年始以降は、合同説明会、会社説明会など、
物理的に移動が増えて、慌ただしくなってきます。
そんな慌ただしい状況では、
自分自身の本音と向き合うのも難しくなります。
これから、そんな忙しい時期に入る前に、
準備しておくと良いことを、
大学3年1月(年始)の就活準備対策
としてご紹介します。
目次
就活のスケジュール!
木を見て森を見ずという諺があるように、
全体像を把握し、自分の現在地を確認することは、
とても大切です。
以下、スケジュールと必須対策をご紹介します。
スケジュールと対策
【日程】 | 【対策】 |
大学3年5月 | インターン準備 |
大学3年6月~9月 | 夏季サマーインターン |
短期留学 | |
大学3年10月~12月 | 秋季インターン |
冬季ウインターインターン | |
大学3年1月 | 自己分析、他己分析 |
自己PR作成(標準部分) | |
大学3年2月 | テスト対策(SPI、WEB) |
業界研究、企業研究、職種研究 | |
大学3年3月 | 就活サイト解禁(リク、マイナビ) |
企業エントリー開始 | |
大学4年4月、5月 | ES提出(志望動機、奇問部分) |
面接練習(適当な企業) | |
大学4年6月 | 就職選考解禁 |
①テスト、適性検査 | |
②グループディスカッション | |
②グループワーク | |
③集団面接 | |
④個人面接 | |
大学4年10月 | 内定式 |
大学4年3月 | 大学卒業 |
大学卒業後の4月 | 就職(入社式、研修etc) |
全体像は以下でチェック!
大学3年1月(年始)の重要性!
スケジュールを見ていただくと、
3月の就活サイト解禁までに、
自己分析、企業研究を終える必要があります。
3月以降は企業訪問とエントリーシートの作成に
追われることになるからです。
そのため、1月は年始ということもありますので、
自己分析をしっかり行っていただき、
自己理解を深める重要な時期です。
この時期にしっかり自分を定義できるかどうかで、
就活の進み方も変わりますので、
これからご紹介することを、
最低限、実施していただければと思います。
大学3年1月(年始)の就活準備!
自己分析は大きく3STEPに分けられます。
以下、やり方をご紹介しますので、
紙とペンを用意して、実施しましょう!
(1)自分自身と向き合う!
人生の出来事を書き出し、
自分の本音と価値観を確認しよう!
その後、就活で使えるネタを選定しよう!
(2)他己分析を行う!
相手に与えている印象を確認し、
自分の知らない一面に気づき、
自己PRや面接に活かそう!
(3)就活の軸を決めよう!
自分が何をやりたいかと向き合い、
企業選定の軸と、キャリアの軸を決めよう!
纏め:自己PRを作成する!
自己分析を終えたら、
自分が何者なのかが分かったと思います。
その纏めたことを頼りに、
自己PRを作成しましょう!
具体的には、エントリーシートとして、
以下、5点を600文字で纏めましょう!
学生時代に頑張ったことは何ですか?
学生時代に学業以外で頑張ったことは何ですか?
あなたの長所(強み)と短所(弱み)は何ですか?
あなたの自己PRは何ですか?
挫折経験は何ですか?
この時期に自己PRを纏めておくと、
3月以降は志望動機、奇問だけに集中できます。
また、400字~800字でESは求められることが多いので、
600字で纏めておけば、加筆修正が楽になります。
標準化できる内容をいかに先に終えるかが、
大切ですので、是非、ここまでしっかりやり切っていただきたいです!
注意点
周囲の意見は、参考情報!
他己分析を実施すると、
周囲の意見をそのまま鵜呑みにする方がいます。
他己分析でもお話しましたが、
あくまで、他己分析は、
周囲に与えている印象を確認するためであり、
あなたの本音を確かめるものではありません。
周囲が「あなたはこれに向いている」と言ってきても、
それは周囲の意見です。
あなたが本当にやりたいことと向き合うことが、
最も大切なことになりますので、
周囲の意見は参考情報として留めておくようにしましょう!
自分自身と向き合うことが自己分析の本質です!
事実としっかり向き合おう!
何もやってこなかったと感じる人が、
事実を捏造することがあります。
嘘をついても何のメリットもありません。
実体験でないと、
やはり深堀された時に答えられないからです。
また、自己分析は、自分史を作ることです。
自分史が嘘だらけだと嫌ですよね!
普通に生活していて、
何もやっていない訳ではないので、
誇れることが無いと言わずに、
自分自身と向き合いましょう!
自己分析をしたが、困ったぞ!
自己分析をすると、
出来事、自分の価値観などが分かってきます。
しかし、分かった途端、以下2点について悩み、
自信を失うことが多いです。
その場合の対策をご紹介します。
強みが見つからない場合
他者を凌駕する強みを、持っている人は稀です。
そうであるにも関わらず、
唯一の強みが無いと、終わったと思う人が多いです。
そんなことはありません!
重要なのは、掛け算の考え方です。
例えば、協調性があなたの良さだとします。
その場合、協調性だけでは、
誰もが発揮できるので、主体性と掛け合わせます。
そうすると、
主体的に場を調整できる人ということで、
ファシリテーションに優れた点をPRできます。
上記のように、
唯一の要素で勝負するのではなく、
各要素を掛け合わせ、皆さんを表現できれば、
差別化もでき、強みが無いという状況にはなりません。
やりたいことが見つからない場合
大前提として、
やりたいことが見つかっている人は稀です。
ほとんどの方が、
これもやりたい、あれもやりたいという
選択肢に悩むことや、
そもそもやりたいことがないことが多いです。
その場合、
今の直感を大切にして行動
していただきたいと思います。
なぜなら、人生はいつでもやり直せますし、
本当にやりたいことを探すことは、
一生かけても難しいからです。
その時、その時に感じたことが、
今のあなたを表していますので、
やりたいことがないから、
就活をやらないと言わず、
直感だけで、一旦、就活はしていただきたいです。
きっと、走っている最中に、
ふとやりたいことは現れますので、
立ち止まることがないようにしましょう!
ゴールイメージ!
大学3年1月(年始)の就活準備対策として、
以下3つの軸を整理して、
標準化できるESを作成することがゴールです。
以下、事例をご紹介します。
自己PRの軸
何事も粘り強くやり切れる人材
・主体性、協調性(サークル代表経験)
・忍耐力(武道経験)
企業選択の軸
30歳迄に〇〇のスキルを身につけられる企業
・学生と働く機会がない。
・大手製造業(従業員3,000人以上)
キャリアの軸
営業、営業企画を経験し、
マーケティング系のコンサルをする。
・3年の営業経験
・2年の営業企画経験
まとめ
新年早々にスタートダッシュをしましょう!
ダッシュした距離が、
以降の就活に直接的に影響してきます。
自己分析で自分自身をしっかり理解できれば、
就活は怖いものなしです!
是非、真剣に本音で向き合っていただきたいです。
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