全てのことに意味がある!
名言として語り継がれる言葉ですが、
本当にそうなのでしょうか?
少なくとも、私の考えとしては、
面接については、
「意味はない」が「意図はある」ものだと思えます。
これから、
「面接に意味はない」ことをお話し、
「面接の意図とは何か」をご説明します。
目次
面接に意味はない!?
皆さんは、面接に意味があると思いますか?
多くの面接を経験した人なら、
感じたことがある疑問だと思います。
特に、就活中の学生にとっては、
面接に追われる日々で、嫌気がさし、
意味を感じることはできないのではないでしょうか?
私個人の意見は、
「面接に意味はない」と思います。
理由は、以下2点となります。
「仕事ができる」≠「面接が上手い」!
面接が上手い人の特徴は、
外向性が高く、的確に受け答えができる人です。
新卒採用は、
ポテンシャル採用がメインなので、
余計にこの要素が強いと言えます。
しかし、
ここで皆さんに考えて欲しいのは、
「人間性が高い人が、仕事ができるか?」
ということです。
おそらく、答えは「NO」だと思います。
確かに、
人間性が高い人は、協調性も高く、
素直で学ぼうとする意識があります。
しかし、
仕事に必要な能力は、問題解決能力です。
人間性がどんなに高くても、
数々の課題を解決できないようでは意味ありません。
面接には様々なバイアスがかかる!
バイアスとは、
先入観、偏見などのことです。
特に、学歴、面接官はバイアスの塊です。
学歴については、
「学歴が高い方が、仕事ができる」
という相関関係が成り立ちます。
しかし、
社会学の相関は微々たるものです。
実際の社会生活を考えると、
逆に、中卒、高卒が、
優秀な場合は、いくらでもあります。
面接官については、
彼等のパーソナリティーが、
大きく影響することです。
つまり、どの面接官と面接をするかで、
結果が大いに変わるということです。
特に、面接官の好き嫌いは、
必ず、無意識化で反映されます。
例えば、
パフォーマンス重視の面接官だった場合、
少しの論理破綻で、
落とされることが往々にあります。
※バイアスについては、以下参考にしてください。
質問の意図とは!?
面接に意味はないと思いますが、
「意図」はあると思います。
その意図とは、企業の視点になりますが、
優秀な、企業とマッチする学生を、
効率的に獲得したいということです。
面接がない場合、
全ての候補者を、インターンや、
筆記試験のみで獲得することになります。
インターンは、仕事を評価することができるので、
大変有効な選考手段となりますが、
コストと時間がかかりすぎます。
数十人を採用するだけなら、現実味がありますが、
数百人となると、一気に現実味がなくなります。
また、筆記試験のみで獲得することについては、
仕事は協働が必須です。
パーソナリティーに異常がある方を、
検出することができなくなります。
そういった点で、
面接は企業にとって、
エラーを少なくさせる意図となり、
有効な手段となります。
内定への近道!
皆さんは、前述で、面接に意味はないが、
意図があることを理解していただけたと思います。
上記の内容から、
薄々気付いている方もいると思いますが、
ここでは、内定の近道が何かをご説明します。
外向性をアピールしよう!
面接では、面接官は、人間性を評価します。
同じ会社で、一緒に働きたいと思うかが、
最も重要な視点となります。
社交性があり、素直で、
コミュニケーションがとれる方なら、
一緒に働きたいと思いますよね?
この視点は、全ての前提となりますので、
先ずは、是非、意識していただきたいです。
質問の意図を汲み取ろう!
全ての質問には、意図があります。
企業は、たった数十分で、
皆さんを評価しなければならないので、
無駄な質問をすることはありません。
つまり、質問の意図を理解してしまえば、
面接は容易いということです。
そして、質問のされる内容は、
ほとんどの企業で、同じようなことです。
対策さえ、しっかり行えば、
必ず内定をいただけるとは言えませんが、
最終前段階までは、
進めることは間違いありません。
最終面接は、
役員や役職者との相性もありますので、
そこは「運」次第となりますが!
質問は、端的、的確に答えよう!
質問の意図を汲み取ることと関係しますが、
質問には、端的、的確に回答する必要があります。
端的に答えることについては、
回答をダラダラと長くしないということです。
理想は、
結論、根拠を短く回すようにすることです。
例えば、
【面接官】
あなたの学生時代に頑張ったことは何ですか? 【回答例】 ボランティア活動です。 具体的には、障がい者施設、小学校での、 レクの企画と運営を行いました。 そこでは、様々なバックグラウンドを持つ方々と 触れ合い、考え方の幅を拡げることができました。 |
また、的確に回答することについては、
質問の意図を汲み取った回答が求められます。
見当はずれの回答は、面接官に、
呆れられますので気をつけましょう!
バイアスを上手く活用しよう!
バイアスを活用することは、
テクニックの一部になりますが、
学歴など、偏見を持っている面接官には、
逆質問をしてみてください!
既に、バイアスがかかっていますが、
「会話がしやすいな」、
「案外しっかりしているな」と、
思わせられれば、勝ちも同然です!
是非、バイアスを強く感じたら、
奇策で、相手のペースを崩すようにしましょう!
まとめ
面接の意味を考えている人は、きっと、
面接が上手くいっていない人だと思います。
そんな皆さんは、
面接のやり方が悪いだけで、
あなた自身の人間性には全く問題はありません。
是非、質問の意図を理解すること、
バイアス、外向性を意識することなど、
面接について知ることを始めてください。
今の自分のまま勝つことを、
私は推奨していますので、
是非、皆さんの参考になれば幸いです。
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