皆さんは、企業研究を
何から始めればいいか悩んでいませんか?
大学受験のように偏差値などの指標があれば、
企業研究は簡単に済むと思います。
しかし、残念ながら企業には偏差値がありません。
自分とマッチする企業を自分で探し選ばなければいけません。
これから、「会社を知る」ことを解説しますので、
企業研究の第一歩にしていただければと思います。
目次
企業研究とは?
企業研究とは、
自分とマッチする企業を判断するために、
会社情報、事業内容から雰囲気まで、
様々な視点で企業の理解を深めることです。
ポイントは、企業研究をすることで、
会社の望む人材に自分を染めるのではなく、
自分が主体となって企業を見極めることにあります。
特に、就活に失敗する学生は、
企業の都合の良い人材となってしまい、
あなたの強みや経験を上手く表現できない方が多いです。
今後、繰り返して言うことになりますが、
「今の自分ありき」で企業研究は行うようにしましょう。
企業研究の目的!
企業研究の目的は以下の2点です。
志望企業の理解を深めること!
志望企業の理解を深めておかないと、
「志望動機」や、「何故弊社ではないといけないか?」
という質問に答えることが困難になります。
「〇〇な点に魅力を感じた。」
「〇〇な点が他社とは異なる強みになっている」
など、企業へのあなたの想いと企業価値は、
必ず纏められるようにしておきましょう。
選択肢を増やすこと!
会社研究で最も大切だと思われるのが、
「選択肢を増やす」ことになります。
始めから知っている企業だけに絞り、
就職活動をすることはとても危険です!
なぜなら、皆さんの知っている企業は一部ですし、
その企業全てに落ちた場合、行き場所が無くなります。
あくまで、
採用を決めるのは企業であり、皆さんに決定権はありません。
皆さんにあるのは選択権のみです。
内定ゼロ、球数ゼロの非常事態を避けるためにも、
多くの企業と出会うことは必要になります。
企業の選択権について!
皆さんには
「企業の選択権」
について大切にして欲しいと思います。
この権利の意識が無くなってしまうと、
企業研究や企業選択が幅が狭く、
自分を主体として就活ができなくなるからです。
併せて、
この選択権と関係するのが、企業の選択肢になります。
選択肢が無ければ、選択権は限られてしまいます。
そのため、以下のことを考慮していただきたいです。
皆さんは、現時点で、何社くらいの企業を知っていますか?
おそらく、知っている企業であげられるのは、
B to Cの大きく宣伝されている企業20~30社くらいでしょう。
ご存じない方が多いと思いますが、
日本の上場企業は約4,000社あります。
私も就活を始めるまでは、
上場企業がそんなにあると思いませんでした。
「4,000社全てを見学してこい!」と
鬼のようなことは言いませんが、
就職活動の倍率を考えると、
仮に、8万〜10万人の就活生が
上場企業の約4,000社を目指すとなると、
倍率は20倍となります。
20倍なら余裕だと思った方がいるかもしれませんが、
知名度のある大企業の倍率は
単純計算以上の倍率となりますので、
企業数を確保しておかないと、
後々悲しい最後になるかもしれません。
企業研究の方法!
企業研究の方法で代表的なのが以下4点です。
それぞれを組み合わせて参考にして、
様々な視点から企業の理解を深めるようにしましょう。
就職情報サイトに登録!
企業は募集、選考をサイト経由で行っています。
リクナビやマイナビなどの総合就活サイトがメインとなり、
ホームページだけで募集を行っている企業は少なくなっています。
企業の視点では、
総合就活サイトを利用した方が集客率が高いからです。
そのため、そもそも登録しないと選考に進めない場合がありますので、
有名どころのサイトは早急に登録することをおすすめします。
最低限、リクナビ、マイナビは登録しておきましょう。
先輩や教授等の人からおすすめ企業を聞く。
私が現職を知ったのは、この方法です。
先輩方は、一度就活を経験しているので皆さんより企業を知っています。
また、社会人として取引先、関連企業等の有力な情報を持っています。
社会人1年目の先輩だと少し頼りないですが、
2年目以降の声が聞けると、とても参考になります。
また、教授陣は民間のコンサルなどを行っているなどします。
教授の意見なども参考になりますので、
是非、効率的に情報を収集すると良いでしょう。
ただし、人の情報には様々なバイアスがかかっています。
信頼できる人でも、信じすぎるのは危険ですので注意してください!
業界地図、働きやすい会社等の情報!
私が一番おすすめする方法です。
業界地図、働きやすい企業ランキングなどは、とても参考になります。
最低限、業界地図は買っておくと、社会人になって、
企業の相関図が見えますので役に立ちます。
おすすめの理由は、綺麗に業界別で企業がまとめられているからです。
中小企業はあまり載っていませんが、大枠を知るには適材だと思います。
合同説明会に参加する。
こちらも私がおすすめする方法です。
一度に複数の企業が集まっており、
思いのままフラフラ回れ企業を知れます。
また、普段社会人と話す機会がない人は、
社会人を感じれることもできる良い機会です。
採用担当者は、
大抵、企業の顔として優秀な人材で構成されます。
そんな多くの方々とお話できるのは良い機会ですので、
大きなイベントには一回は参加すると良いでしょう。
企業研究の注意点!
企業研究の注意点は以下2点です。
できるだけ時間をかけない!
企業を知る作業は、ハマるとずっと続けてしまいます。
「こんな企業があるのか」の連続で、
1週間もその作業をするのは時間の無駄です。
時間を決めて、企業数を決めて取り組んでもらえればと思います。
最初に一定量を確保したら、後は随時更新していくことが理想です!
人の意見に振り回されない!
「この企業はブラックだから、辞めた方が良い」
と聞く機会が増えると思います。
確かに、労働基準法を違反する企業や、
社員を大切にしない企業はブラックです。
しかし、
それが本当かどうかは自分の頭で考えるようにしましょう!
例えば、
良くワークライフバランスと言われますが、
ワークにこだわりを持ちたい方もいるはずです。
常に緊張感のある職場をブラックという方もいれば、
それをやりがいと捉える方もいますので、
こちらも自分ありきで物事を考えることが大切になります。
まとめ
企業研究で重要になるのが、
企業の選択肢を増やすことになります。
先ずは、総合サイトに登録して、
自動的に会社が知れる環境をつくりましょう。
そして、詳しく、人、本、ネットを活用し、
企業の情報をしっていきましょう。
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