グループワークの役割分担!役割の決め方と進め方、事前準備と対策!

グループワークでは役割が与えられます。

この役割は、企業から指定されることはなく、

チーム内で決める内容となっています。

役割が与えられたにも関わらず、

対応できないことがないように、

グループワークの役割分担と決め方

役割別の対策を解説していきます。

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グループワークの役割の分類!

グループワークの役割分担は、

効率良くワークを進めるためには有効です。

以下、役割の分類について解説します。

司会進行役

司会進行役は1名選出されます。

求められる仕事は、

時間内に議論を終結させることです。

書記役

書記役は1~2名選出されます。

求められる仕事は、

チームの意見をホワイトボードや、

メモ用紙に、全員が見える形で、

纏めていくことになります。

時計役(タイムキーパー)

時計役は1名選出されます。

求められる仕事は時間管理です。

チームで決めた時間を、

都度、知らせていくことになります。

発表役

発表役は1名又は2名程度選出されます。

基本、司会役と兼務となります。

役割がない場合!

役割が無い場合はワークでのエースとなるか、

献身的なフォロワーになるようにしましょう。

【エース】

アイディア出しと議論の方向付けを、

司会進行役と協力して行うポジションです。

リーダー的な要素は司会進行役が行いますので、

アイディアの質、議論の正確さ等を重視しましょう。

【フォロワー】

全ての段階で陰ながらワークを支えることです。

グループディスカッションでは、

前に出て発言することが重要になりますが、

グループワークでは、

プロセスの細かな部分も評価されます。

「誰もやらないが、やらないとダメなこと」を見つけ、

対応するようにしましょう。

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役割別評価ポイント!

全体的な人物、ワークを見て選考評価されますが、

役割毎に一定の見られているポイントはあります。

以下、解説をしていきます。

司会進行役

目立つ役割です。

ワークの方向付け、周りへの配慮

が評価ポイントとなります。

目立つ分、ロジックが特に見られます。

書記

地味な役割です。

発言やワークを纏めていく役割なので、

纏め方や見易さが評価ポイントとなります。

逆に、纏め方が上手い場合は高評価に繋がります。

時計役(タイムキーパー)

一番地味で、何にも作用されない役割です。

時間管理は時計役だけの責任とはならないので、

評価ポイントは特にありません。

発表役

目立つ役割です。

発表の態度、センスが見られます。

話し方、使う言葉は評価ポイントとなります。

役割がない方

ワークでの貢献度が評価ポイントです。

エース型、フォロワー型の

いずれかの行動がとれると高評価につながります。

勿論、何もしないと評価されません。

最も有利な役割とは!?

企業によって、評価比重が異なるため、

一概には有利な役割を言えませんが、

司会進行役、又は書記はアピール次第で有利に働きます。

司会進行役については、

周りより目立つ分、評価者の目にとまる回数が必然的に多くなります。

そこで、論理的な思考ができていて、

周囲への方向付けができると、かなりの高評価となります。

書記については、

一見目立たないように思えますが、

ホワイトボードや付箋での纏め方にはセンスがでます。

各要素、流れが意識できるような纏め方ができると、

評価者もクリアな思考の持ち主だと、高評価を与えます。

また、上記以外でも、

役割を与えられていないが

リーダーの立ち位置でワークに貢献した方や、

得意な役割を生き生きとこなしている方は評価されるでしょう。

役割の決め方と進め方!

役割の決め方は2パターンあります。

併せて、その際の進め方についても解説していきます。

推薦パターン!

お願いされるパターンです。

何の理由もなく、あなたは○○と決められます。

その際の進め方は、必ず引き受けることをして、

役割決めで時間を費やさないようにしましょう。

また、決められた役割は不本意でも全うするようにしてください。

立候補パターン!

やりたい役割を申し出るパターンです。

希望が叶うのであれば良いのですが、

叶わず、不本意な役割を与えられても腐らないようにしましょう。

その際の進め方は、

立候補以外の役割も割り当てるようにすることです。

立候補の場合、やりたい人がでないと、

ズルズル時間を消費することになりますので、

○○さんはお願いというような、

推薦を即座に使うと良いでしょう。

事前準備と対策!

グループワークの役割が分かった段階で、

役割をこなすために必要な知識と、

役割を決めるに当たっての対策を解説します。

役割をこなすために必要な知識!

【SWOT】

自社(自分)のリソース分析を行い、戦略を導く。

自社を強み、弱み、機会、脅威の視点で捉える。

「強み(Strengths)」・・・長所

「弱み(Weaknesses)」・・・短所

「機会(Opportunities)」・・・プラストレンド

「脅威(Threats)」・・・マイナストレンド

【3C】

利害関係の視点で分析を行い、戦略を導く。

顧客、競合他社、自社の視点で捉える。

「顧客(Customer)」・・・ニーズ、行動特性、成長性etc

「競合他社(Competitor)」・・・シェア、競合数etc

「自社(Company)」・・・規模、資源etc

【4P】

マーケティング分析を行い、売買戦略を導く。

製品、価格、流通、販促の視点で捉える。

「製品(Product)」・・・性質、機能etc

「価格(Price)」・・・販売条件、売買価格etc

「流通(Place)」・・・販売網、ルートetc

「販促(Promotion)」・・・広報、宣伝etc

役割を決めるに当たって!

自分の得意な役割を事前に見つけておく!

役割は得意不得意があると思います。

話すことが得意でない方は、

言葉数が少なくて済む書記を行うのが良いですし、

話すことが得意な方は、

率先して、リーダーの役割を狙うと良いと思います。

いずれにしても、役割の向き不向きについて、

自分の中で事前に決めておきましょう。

自己紹介後に役割はすぐに決める!

役割決めに時間をかけることは無駄です。

最初に少し触れましたが、

効率的にやるための役割です。

そこで時間がかかるようでは本末転倒ですので、

速やかに、役割は決めるようにしましょう。

まとめ

グループワークの役割分担は、

簡単なようで案外複雑です。

役割についての理解を深め、

どんな役割でもこなせるように準備はしておきましょう。

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