グループディスカッションのテーマ一覧と議論例!評価基準と対策は!?

グループディスカッションで一番心配なのがテーマです。

難しいテーマが与えられないか?

テーマの内容は理解できるのか?

不安な気持ちは当日まで募っていくと思います。

これから、グループディスカッションのテーマとして、

全ての個別テーマを網羅することはできませんが、

形式毎にテーマを分類し、議論例と対策を解説していきます。

Sponsored Links

グループディスカッションの評価基準とは!?

グループディスカッションとはどんな選考なのでしょうか?

何故、企業はグループディスカッションを実施するのでしょうか?

筆記試験と個別面接で評価できないのか、疑問に思いますよね!?

その答えは、

グルディスがプロセスを評価する選考であることが関係しています。

過去のやってきた結果やパーソナリティーは、

筆記試験や面接で評価することはできますが、

集団の中での皆さんの姿勢や態度を確認することはできません。

仕事において、協働は最も大切になるにも関わらず、

集団の中での皆さんを評価する選考が無かったため、

企業も選考として導入することが増えています。

そして、集団の中の個を見るときの評価基準については、

「協調性」「主体性」がポイントになっています。

「協調性」については、

周りの意見をしっかり聞、共同して作業に取り組んでいるかなどの

周囲への配慮が見られます。

「主体性」については、

議論への参加、貢献度が見られます。

どんなプロセス評価がされているかを理解することは、

選考通過の最短距離です。

先ずは、プロセス評価の中で、

協調性と主体性が見られているこを知っておきましょう。

Sponsored Links

グループディスカッションの種類!

グループディスカッションのテーマについては、

答えの方向性を区分として2分類できます。

問題解決型

・社会人基礎力の中で最も重要な要素は何か?

・商品Aの売上数を増やす手段は何か?

選択肢がある、又はある程度の方向性が決まっている問題について議論します。

フレームワークを知っていると効率よくこなせますので、

4P、3Cなどについては理解しておくとよいでしょう。

自由討論型

・社会人基礎力を考えてください。

・機能性とデザインを重視した商品Aを考えてください。

ゼロの状態から物事を考える必要があります。

答えを決めるだけでなく理由付けも大切になります。

ロジックが求められますので、

方法論については学び身につけておきましょう。

グループディスカッションの議論例!

グループディスカッションの議論例について、

進め方を踏まえて類型毎に紹介していきます。

問題解決型

例:社会人基礎力の中で最も重要な要素は何か?

【個人ワーク】

先ず、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く」が、

経済産業省が定めている社会人基礎力です。

つまり、この中から一つを選択して、

しっかり理由付けを行う必要があります。

個人ワークの段階ですので、

それぞれの要素で重要度を決めておきましょう。

例えば、

チームで働く力>前に踏み出す力>考え抜く力

理由は、「仕事はチームで行うものだから。」としておきましょう。

【ディスカッションと纏め】

それぞれのメンバーが重要な要素と理由を発表します。

例えば、

Aさんは考え抜く力:難題に立ち向かう粘り強さが重要。

Bさんは前に踏み出す力:行動が全てを切り開くため。

と意見がでてきました。

次は、前提の共有を行います。

できれば最初の段階で前提を共有できていれば良いのですが、

この段階で大抵は考えることとなります。

どの視点で、どんな回答をする必要があるかです。

今回は、協働していくために大切な能力という前提で決まりました。

そして、議論に入ります。

Aさん、Bさんの意見は、

個人の視点ですので、前提と合致していません。

自分が出した意見は前提に合致しています。

そのため、自分の意見について肉付けをしていきます。

それが纏め段階です。

結論は、

会社で仕事をする上で最も大切な能力は、

チームワークだと考えます。

理由は、一人で行える仕事は限られますし、

会社は多くの人間が集まって、

一人ではできない大きな夢を実現する場所であるからです。

上記を前提として、

私達は社会人基礎力で最も大切な能力を

チームで働くと結論づけました。

自由討論型

例:社会人基礎力を考えてください。

【個人ワーク】

経済産業省の社会人基礎力は定義されていますが、

自分達で要素を考える必要があります。

どの視点で、どんな要素が必要かを考えましょう。

例えば、

協働を前提に、チームワークとします。

【ディスカッションと纏め】

それぞれのメンバーが重要な要素と理由を発表します。

今回は自分達で要素を考えるテーマなので、

要素を集約していくことが求められます。

例えば、

Aさん:行動力

Bさん:主体的な行動

Cさん:粘り強さ

Dさん:協調性

となった場合は、

AさんBさんの要素を纏めて、

主体的な行動、

自分とDさんの意見を纏めて、

チームへの配慮などと定義づけると良いでしょう。

そして、最終的な結論は、

私達が社会人基礎力として重要と考える能力は、

主体的な行動、粘り強さ、チームへの配慮

だと考えました。理由は~。

と発表すると良いでしょう。

まとめ

グループディスカッションのテーマが何か、

不安になると思いますが、議論の流れや進め方に大した差はありません。

テーマの類型さえ理解してれば怖いものなしですので、

類型とゴールへの流れと進め方を理解するようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。