【キャリア】最初にどの会社に就職するかで、あなたの未来が決まる!

最初の会社をどこに決めるかで、あなたの未来は決まります!

なぜなら、日本企業の大半は「経歴」を重視するからです。

どこの大学を卒業して、どこの会社に就職して、

どんなことをしてきたかが、皆さんのステータスとなり、

下に転がることはできても、上に登ることは難しい社会なのです。

起業などの新たな道へのハードルは低くなってきましたが、

独立を選ぶ人は就職する人と比較すると、やはり少数です。

これから、上記のような背景を踏まえて、

最初の会社の重要性と最初の会社を選択する際のポイントをご説明していきます。

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最初の会社の大切さ!

念を押して言います。「最初の会社」は大切です!

この日本で働く限り、その意識を先ずは持ってください!

最初の会社が大切な理由は、転職の視点で捉えると、

川の流れのように、上流から下流に流れられても、

下流から上流に流れるのは不可能な性質があるからです。

具体的には、ある会社の子会社に就職したとしましょう。

どんなに能力があって、どんな実績をそこで積んだとしても、

親会社にはそう簡単に転籍することはできません。

しかし、親会社に就職した場合は、

子会社に出向、転籍は容易にできます。

また、別の具体例ですと、

川下産業、川上産業という考え方もあります。

食品関係ですと、川下産業は飲食店や小売チェーン店、

川中産業は食品商社、川上産業は食品メーカーとなります。

この場合ですと、小売チェーン、飲食店に就職したとしたら、

その後、食品メーカーなどに転職することは難しいということです。

これは、上流で仕事をするか、下流で仕事をするかの差になります。

良い、悪いという視点ではなく、

こういう現実があることを先ずは、知ってください。

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企業か職種か?

ここで、転職市場では、会社も重要ですが、

職種という概念も重要なことを追加します。

職種は何をして何ができるかの尺度です。

この職種についても、上流、下流の概念が存在して、

製品開発を例にとると、

研究開発が上流になり、川中が設計、川下が製造となります。

製造の方が、研究開発に抜擢されるケースなんて、

聞いたことがありませんよね?

つまり、最初の企業で何をやったかが重要になります。

個人的には、職種が何よりも重要だと思いますが、

どの企業でその職種を学べたかという点が、

職種を強める要素なるのも事実です。

皆さんには、

この視点も合わせて持つようになってもらいたいです!

 

最初の会社を選ぶ際のポイント!

先述で、最初の会社の大切さをお話してきましたが、

これからは、そんな会社を選ぶ際のポイントをご説明します。

 

ポイント1:正規従業員か非正規従業員か?

正規従業員になるか、非正規従業員になるかで、

収入面に大きな差がでます。

ご想像の通り、正規従業員の方が賃金水準は高いです。

同一労働、同一賃金と言われますが、その点は未達の現状です。

更に、非正規には、チャンスが与えられません。

決められたことを時間内に行うことがミッションになりますので、

成長機会が正規に比べ、少ないです。

上記の内容から、

やはり正規で就職することの方が、メリットは多いと言えます。

 

ポイント2:大企業かベンチャー企業か?

最近、大企業でも潰れるようになってきました。

しかし、雇用の安定の面ではやはり大企業は強いです。

経営破綻といっても、国からの援助や転職先の斡旋など、

リカバリーが用意されます。

一方、ベンチャー企業の倒産は、事実上、

全て自分で頑張らないといけなくなります。

イメージになりますが、倒産すると従業員は、

大企業なら100から30くらいに減ることに対し、

ベンチャー企業は100から0になるということです。

そのため、雇用の安定の点であれば、大企業にメリットはあります。

しかし、従業員の成長の視点だと、ベンチャー企業に強みはあります。

なぜなら、新規事業などを少ない人数でやらなければならないからです。

そのため、年齢関係なく、大きな仕事のチャンスがあり、

その仕事を多数こなしていくことで、大企業の社員より早く成長できます。

結局、仕事は経験値がものをいいますので、

成長を優先するのであれば、ベンチャー企業にメリットはあります。

 

ポイント3:後輩ができる会社かどうか?

この視点はとても大切です!

なぜなら、後輩ができない限り、

あなたは1年目の仕事を永遠と続けることになるからです。

仕事は上からどんどん棚卸されていきます。

1年目の仕事をやりつつ、2年目の仕事を行う、

2年目の仕事をやりつつ、3年目の仕事を行うといった感じです。

そして、ある段階で、仕事量が上限に達して、

新たな機会を失うことになります。

この状態になるのが一番危険です。

具体的には、マネジメント経験ができないということです。

マネジメント経験を経験せずに、30代、40代を迎えると、

管理職が見えてきた段階で、とても苦労することになります。

最低でも20代には一度マネジメント経験をしておく必要がありますので、

後輩ができない環境はリスクとなります。

 

まとめ

最初の会社はとても大切です!

あなたが考えるキャリアを実現させるためには、

最初の会社にこだわる必要があります。

是非、今回お話した視点を参考に、

あなたの未来を設計していただければと思います。

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